浮世草:政子之譚 第4幕 裏切り者
野営を束ねる僧に会えと言われたらしい仁。言われてたっけ?記憶にない。てっきり政子と合流するのかと思ったら、僧しかいない。いったん話を聞いてみることに。
純信!黄金寺にいた僧ではなかったかな?
八郎の落とした地図は、純信の束ねる野営地へ食料を運ぶ者に渡している地図だそう。その野営の中に裏切り者がいる。確信に近づいているようで、誰が裏切り者で誰が味方なのかわからなくなってくる。
有明の篝火台が賊に乗っ取られたという話を聞き、そこにいるのではないかと踏んだ政子と仁。
政子はやいんよ。
あれ、政子どこいった?かがり火台の上?仁が戦ってるのに?先に??これはよくない、政子が暴走しかねない。先に誰か安達家を襲ったのかはっきりさせなければ…
しんどる。
政子さんちょっと気が早すぎない?貞夫からちゃんと話きいた?
もちろん話は聞いてないので、結局黒幕はわからずじまい。ただ政子いわく、「自分が生きていて、黒幕を探していることを知れば恐怖に震える」と。まあ政子が納得してるならいいや。
浮世草:政子之譚 母
この流れでナンバリングされていない政子之譚も。島内を巡っていると、政子が蒙古がわんさかいる小茂田の浜に突撃したという噂を聞く。政子らしいとんでもない噂。もうほっとけばいいのに…と思うけど、心根の優しい仁なので助太刀に行かねば。と思い目指すことに。蒙古を迎え撃って以来の小茂田浜。どうなっているんだろう。
なかなかの人数と戦っとる。なんでこんなに交戦的なの。
家族の骸を探しにきたらしい。流れで手伝うことになったけど、骸をひとつひとつ、生前の思い出や戦の誉を話ながら進む、辛い作業。
そして、とうとう見つけた息子の姿は吊られた男だった。
二人セットで吊るされる兄弟。なんて粋な計らいをするんだ蒙古、サイコパス。
家族の皆と一緒に埋葬してあげたいけれど、屋形まで運ぶには遠すぎる。昔よく遊んでいたというかがり火台へ埋めてやろうと、かがり火台へ向かうことに。蒙古の拠点になっているらしいけど、全員倒せば問題ないやろ!と強気の政子さんさすがです。
サクッと蒙古をたおして、政子が改めて志村氏救出を助けてくれると約束してくれる。
政子は子へ、仁は母へ、それぞれ親へ子への想いを語る二人。ともに亡くした者同士、二人はその想いをお互いに重ねていたのかもしれない。
これで政子のストーリーはひと段落だろうか、力強く金田城へいく時は助けてくれると言ってくれた。どうも竜三の同意が弱いというか本意ではないというか、信用できない気がしてならん。
小茂田の浜へ戻ったところ、弔う人がいて少し安心。
あとねこもいた。かわいい。